疎植栽培が水稲の生育、収量、品質に及ぼす影響(1)
疎植栽培が水稲の生育、収量、品質に及ぼす影響(1)
レコードナンバー | 851529 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20038346 | NACSIS書誌ID | AA12476648 |
論文副題 | 疎植栽培における主要品種の生育特性 | ||
著者名 | 池尻 明彦 中司 祐典 前岡 庸介 | ||
書誌名 | 山口県農林総合技術センター研究報告 | ||
別誌名 | Bull. Yamaguchi Tec Cent Agri Fore 山口農技セ研報 Bulletin of the Yamaguchi Agricultural and Forestry General Technology Center Experiment Station | ||
発行元 | 山口県農林総合技術センター | ||
巻号,ページ | 4号, p.11-18(2013-03) | ISSN | 21850437 |
全文表示 | PDFファイル (823KB) | ||
抄録 | 県内の主要3品種「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」と「ヒノヒカリ」について、密植栽培(22.2株/m2、株間15cm、条間30cm)と比較した疎植栽培(11.1株/m2、株間30cm、条間30cm)の生育特性を明らかにすることを目的に試験を行った。1 3品種ともに疎植栽培は密植栽培に比べて穂数は少ないものの、1穂籾数の著しい増加により、m2当たり籾数が密植栽培並みに確保されることで、収量は低下しなかった。2 玄米タンパクは、疎植栽培にしても高まらないが、穂肥施用量に注意し、粒の充実を良くする必要があった。品質については、「コシヒカリ」と「ヒノヒカリ」では、疎植栽培でも外観品質の低下はなかったが、2次枝梗籾の増えやすい「ひとめぼれ」では、外観品質が低下しやすいので、疎植栽培には適さなかった。 | ||
索引語 | 疎植栽培;ヒノヒカリ;外観品質;低下;収量;品質;生育特性;第1報疎植栽培;密植栽培;コシヒカリ | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2013年12月26日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |