トマト果実着色不良の発生要因と対策方法に関する研究

トマト果実着色不良の発生要因と対策方法に関する研究

レコードナンバー851542論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20006215NACSIS書誌IDAA11648748
著者名鈴木 克己
佐々木 英和
永田 雅靖
書誌名野菜茶業研究所研究報告
発行元農業技術研究機構野菜茶業研究所
巻号,ページ12号, p.81-88(2013-03)ISSN13466984
全文表示PDFファイル (1729KB) 
抄録果実の肩が黄色く変色した着色むらを伴った着色不良果の発生要因と,抑制技術について検討した。着色不良を生じた果実の着色不良部位のリコぺン含量は着色良好部位のそれに比べ低かった。着色不良部位の有色体では,着色良好部位に比べて,リコペン体が小さく,反対にデンプン粒が多く観察された。果実をアルミホイルで被覆し一部に直射日光が当たるように切り込みを入れたところ,切れ込み部位における着色不良割合は被覆部位より高かった。熱画像装置による表面温度の測定では,直射日光が当たった果実では,被覆した果実よりも高温になっていた。以上のことから,直射日光による高温は,有色体の発達を阻害し,リコペン含量を低下させ,着色不良を引き起こすと考えられた。栽培環境が着色不良果の発生に及ぼす影響は,品種により傾向が異なることが示唆された。日射量が多く着色不良果の発生が多い場合,トマト果房を被覆資材で被覆することが着色不良果低減に効果的であった。
索引語果実;着色不良;被覆;直射日光;発生要因;着色不良果;発生;着色不良部位;着色良好部位;有色体
引用文献数26
登録日2013年12月26日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat