土壌情報閲覧システムを活用したわが国の農耕地作土層中の炭素・窒素賦存量の試算

土壌情報閲覧システムを活用したわが国の農耕地作土層中の炭素・窒素賦存量の試算

レコードナンバー851606論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015000NACSIS書誌IDAN00347581
著者名高田 裕介
レオン 愛
中井 信
小原 洋
神山 和則
書誌名土壌の物理性
別誌名Soil physical conditions and plant growth, Japan
発行元[出版者不明]
巻号,ページ123号, p.117-124(2013-03)ISSN03876012
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抄録わが国の農耕地における土壌情報で特に重要なものがデジタル農耕地土壌図と土壌環境基礎調査データベースである.本研究では,公開されている土壌情報の利活用の一例を示すために,土壌情報閲覧システムに収録されている農耕地土壌図および作土層の理化学性データベースを用いて炭素および窒素賦存量の全国試算を行い,それらの時空間的な変動を解析した.作土層中の炭素および窒素賦存量の平均値は有機質土壌グループおよび黒ボク土グループで高かった.また,炭素賦存量の主たる土壌群毎の経時変化は,水田で一定,普通畑で減少傾向,樹園地および牧草地で増加傾向にあった.他方,窒素賦存量の平均値は全ての地目において増加傾向であり,炭素/窒素比は減少傾向となった.作土層中の炭素および窒素総量は235から218TgCへ,また窒素総量は19.0から18.4TgNへと減少したが,農耕地面積の減少傾向とは一致しなかった.本結果は適切な土壌管理によって,耕地面積の減少による炭素および窒素賦存量の減少を抑制できるということを示している.
索引語窒素賦存量;炭素;減少;減少傾向;土壌情報閲覧システム;土壌情報;平均値;増加傾向;窒素総量;農耕地土壌図
引用文献数21
登録日2014年01月09日
収録データベースJASI, AGROLib

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