飼育下のクマエビの生残と潜泥行動に及ぼす冬季の低水温の影響
飼育下のクマエビの生残と潜泥行動に及ぼす冬季の低水温の影響
レコードナンバー | 851746 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20034689 | NACSIS書誌ID | AA12360235 |
著者名 | 上田 幸男 | ||
書誌名 | 徳島県立農林水産総合技術支援センター水産研究所研究報告 = Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center Fisheries Research Institute | ||
別誌名 | Bull. Tokushima. Pref. Fish. Res. Ins. 徳島水研報 | ||
発行元 | 徳島県立農林水産総合技術支援センター水産研究所 | ||
巻号,ページ | 9号, p.21-24(2013-03) | ISSN | 13472763 |
全文表示 | PDFファイル (2146KB) | ||
抄録 | 2011年11月から2012年1月において紀伊水道の水深50mから採取した砂泥を30Lパンライト水槽および400Lダイライト水槽に敷設し,体重 33~67gのクマエビを流水下で飼育した。不定期ながら毎日1回の割合で観察し,冬季の低水温がクマエビの生残と潜泥行動に及ぼす影響を調べた。その結果,30L水槽では13.4℃以上で全ての個体が完全に潜泥していたが,それ以下になると潜泥が不完全になり,11.8℃以下になると完全に露出した。さらに,10.5℃以下になると横臥状態になり,数日後に死亡がみられた。400L水槽では13℃以下になると死亡がみられはじめ,10℃前後で全ての個体が死亡した。このことから自然界においても13℃以下の低水温はクマエビを疲弊させ,生残率を低下させるものと推定される。 | ||
索引語 | クマエビ;死亡;生残;飼育;個体;冬季;水槽;前後;このこ;紀伊水道 | ||
引用文献数 | 8 | 登録日 | 2014年01月16日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |