コシヒカリの遺伝的背景を維持し耐倒伏性・いもち病抵抗性・高温登熟性を改良した「富山SBA」系統の育成とその特性
コシヒカリの遺伝的背景を維持し耐倒伏性・いもち病抵抗性・高温登熟性を改良した「富山SBA」系統の育成とその特性
レコードナンバー | 851747 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20036528 | NACSIS書誌ID | AA12399117 |
著者名 | 蛯谷 武志 伊山 幸秀 森川 真紀子 山口 琢也 尾崎 秀宣 木谷 吉則 | ||
書誌名 | 富山県農林水産総合技術センター農業研究所研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Agricultural Research Institute, Toyama Prefectural Agricultural, Forestry and Fisheries Research Center | ||
発行元 | 富山県農林水産総合技術センター農業研究所 | ||
巻号,ページ | 5号, p.1-6(2013-03) | ISSN | 18838227 |
全文表示 | PDFファイル (634KB) | ||
抄録 | 1.日本型品種「コシヒカリ」の遺伝的背景をもつインド型品種「Kasalath」の染色体断片置換系統群のうち、玄米外観品質が優れる系統「SL-236」と短稈でいもち病真性抵抗性耐病性をもつコシヒカリの同質遺伝子系統「コシヒカリ富筑SDBL」との交配によって、耐倒伏性が高く、いもち病抵抗性をもち、高温登熟性に優れる系統の育成を試みた。2.F2世代での個体選抜でDNAマーカーを利用することによって、目的個体を1世代の期間で選抜し、最終的に「富山SBA201号」、「富山SBA301号」、「富山SBA401号」の3系統を育成した。3.育成した3系統は、耐倒伏性、いもち耐病性および高温登熟性の3形質を同時に改良できた系統ではあるが、高温登熟性については遺伝的効果が不十分であり、さらに改良の余地が残された。 | ||
索引語 | コシヒカリ;耐倒伏性;高温登熟性;改良;育成;富山SBA;遺伝的背景;インド型品種;染色体断片置換系統;短稈 | ||
引用文献数 | 14 | 登録日 | 2014年01月16日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |