ルリトウワタ(ブルースター)疫病の土壌からの検出

ルリトウワタ(ブルースター)疫病の土壌からの検出

レコードナンバー851756論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011918NACSIS書誌IDAN10406825
著者名甲把 理恵
森田 泰彰
竹内 繁治
書誌名高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
別誌名Bull. Kochi Agric. Res. Cent.
高知農技セ研報
発行元高知県農業技術センター
巻号,ページ22号, p.13-30(2013-03)ISSN09177701
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抄録ルリトウワタ疫病菌(Phytophthora palmivora)を土壌から検出する方法を検討した。ルリトウワタ疫病菌の分離には,既報の選択培地であるPBNRH中のneomycin sulfate濃度を40ppmに改変した培地(以下,改変PBNRH培地)が適した。しかし,土壌から直接ルリトウワタ疫病菌を検出することは困難であったため,桂による捕捉法を改変したところ,ルリトウワタまたはリンゴ果肉片を用いて土壌からルリトウワタ疫病菌の捕捉を行い,改変PBNRH培地を用いてルリトウワタ疫病菌の分離を行うことで,ルリトウワタ疫病菌を選択的に検出することができた。本法による疫病菌汚染土壌からの検出限界濃度は,土壌中の遊走子濃度が1.0×10 2個/g程度であった。土壌中にPythium属菌が存在する場合,ルリトウワタを用いた捕捉は困難であったが,リンゴ果肉片を用いることでPythium属菌の混入を防ぐことができた。しかし,リンゴ果肉片はルリトウワタよりも疫病菌の捕捉率がやや劣った。また,本法により疫病菌が検出された土壌では,植え付けた苗に疫病の発生がみられたが,捕捉されなかった土壌に植え付けたルリトウワタには,植え付けから31日後まで疫病の発生が見られなかった。以上のことから,本法によりルリトウワタ疫病の発生を予測することが可能で,圃場における疫病菌汚染状況の評価に利用できると考えられた。
索引語土壌;検出;疫病;ルリトウワタ疫病菌;疫病菌;捕捉;リンゴ果肉片;本法;発生;改変
引用文献数10
登録日2014年01月16日
収録データベースJASI, AGROLib

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