大ヨークシャー系統豚「ハマナスW2」の造成
大ヨークシャー系統豚「ハマナスW2」の造成
レコードナンバー | 851929 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ20039729 | NACSIS書誌ID | AA12521265 |
著者名 | 山内 和律 小泉 徹 梶野 清二 岩上 弦太郎 | ||
書誌名 | 北海道立総合研究機構農業試験場集報 = Bulletin of Hokkaido Research Organization Agricultural Experiment Stations | ||
別誌名 | 道総研農試集報 | ||
発行元 | 北海道立総合研究機構農業研究本部 | ||
巻号,ページ | 97号, p.29-37(2013-03) | ISSN | 21861048 |
全文表示 | PDFファイル (800KB) | ||
抄録 | 系統豚「ハマナスW1」とスウェーデン原産大ヨークシャーを基に,閉鎖群での選抜試験によって,大ヨークシャー系統豚の造成を行った。選抜試験の対象形質は30-90kgにおける日増体重(DG),90kg時背脂肪厚(BF),総産子数および肢蹄とした。DGおよびBFはアニマルモデルBLUPによる総合育種価,総産子数は雄における同腹きょうだい数による独立淘汰,そして,肢蹄は5を最適とする9段階の審査スコア値による独立淘汰により選抜を行った。DGは改良目標が80gに対し育種価で80.19g増加したが,BFは-3mmに対し-0.1mmであった。これは,肢蹄および総産子数における独立淘汰選抜等の影響によると考えられた。総産子数は育種価で増加が確認された。また,肢蹄の強健性を表す肢蹄スコアは,世代が進むにつれて最適値5からの偏差が縮小し,最適値に近づいていることから,選抜による改良の効果が示された。ランドレース系統豚「ゼンノーL01」との交雑雌豚は,「ハマナスW1」と「ゼンノーL01」との交雑雌豚より総産子数,正常産子数ともに多かった。 | ||
索引語 | 総産子数;DG;肢蹄;BF;交雑雌豚;育種価;造成;選抜試験;対象形質;日増体重 | ||
引用文献数 | 16 | 登録日 | 2014年01月23日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |