酒造適性からみた酒造用一般米品種「夢一献」の施肥法

酒造適性からみた酒造用一般米品種「夢一献」の施肥法

レコードナンバー852147論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005895NACSIS書誌IDAN10485504
著者名佐藤 大和
石塚 明子
荒木 雅登
福島 裕助
井上 拓治
書誌名福岡県農業総合試験場研究報告
別誌名福岡農総試研報
Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent
発行元福岡県農業総合試験場
巻号,ページ32号, p.24-28(2013-03)ISSN13414593
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抄録醸造用一般米品種「夢一献」について,窒素施肥法の違いが収量および品質,特に原料米の酒造適性に及ぼす影響を検討した。「夢一献」の収量性が最も優れ,酒造用原料米として重要な千粒重が重い粒を確保する窒素施肥法は,基肥が5kg/10a,穂肥が3+2kg/10aであった。本試験においてm2当たり籾数が約30,000粒までならば,千粒重は低下しないことを示した。このことから,「夢一献」の収量性,千粒重からみた最適なm2当たり籾数は,30,000粒程度と考えられた。一方,タンパク質含有率,吸水性および消化性の酒造適性からみた最適な窒素施肥法は,基肥が5kg/10a,穂肥が3+0kg/10aであり,この条件で栽培された原料米は玄米タンパク質含有率が低く,20分吸水率,120分吸水率およびBrix値が高かった。これら両方の施肥法を比較すると,穂肥窒素の増量は,玄米タンパク質含有率をわずかに高めるものの,酒質の低下に大きく影響を及ぼすほどではなく,千粒重を重くし,かつ精玄米重,すなわち収量を多くする効果があった。このことから,醸造用一般米品種「夢一献」の多収と酒造適性を両立する窒素施肥法は,基肥5kg/10a,穂肥3+2kg/10aが最適であると考えられた。
索引語夢一献;酒造適性;窒素施肥法;千粒重;このこ;施肥法;収量;穂肥;原料米;基肥
引用文献数11
登録日2014年01月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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