肝葉切除に加えて後天性門脈体循環シャントの段階的閉鎖により長期生存した先天性肝内動静脈瘻の犬の1例

肝葉切除に加えて後天性門脈体循環シャントの段階的閉鎖により長期生存した先天性肝内動静脈瘻の犬の1例

レコードナンバー852309論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名小出 和欣
小出 由紀子
浅枝 英希
矢吹 淳
山根 義久
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ66巻・ 4号, p.257-262(2013-04)ISSN04466454
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抄録4カ月齢の雌のチワワが発育不良,腹水貯留並びに高アンモニア血症の精査のために来院した。カラードップラー検査を併用した超音波検査及び非選択的血管造影により,後天性門脈体循環シャントを併発した肝内動静脈瘻と診断された。7日間の内科的治療後,肝内動静脈瘻を含む複数の肝葉におよぶ肝葉切除術と,一部の後天性門脈体循環シャントの閉鎖術を行った。術後は一般状態は改善したが,高アンモニア血症や軽度の肝不全所見が持続し,高アンモニア血症に対する内科的治療を継続した。術後48日に残存した後天性門脈体循環シャントの閉鎖を目的に2回目の手術を行ったところ,その後は高アンモニア血症と肝不全所見はほぼ改善した。初回手術から18カ月後に実施した手術時における肝生検では,初回手術時に認められた肝内動静脈瘻に特徴的な形態学的変化は消失していた。
索引語肝;シャント;脈;高アンモニア血症;手術;門脈;循環;葉;閉鎖;改善
引用文献数12
登録日2014年02月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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