根圏制御栽培ハウスブドウ巨峰における裂果防止対策技術
根圏制御栽培ハウスブドウ巨峰における裂果防止対策技術
レコードナンバー | 852430 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20010304 | NACSIS書誌ID | AN00173902 |
著者名 | 須藤 貴子 小林 正明 | ||
書誌名 | 栃木県農業試験場研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Tochigi Prefectural Agricultural Experiment Station Bulletin of the Tochigi Agricultural Experiment Station | ||
発行元 | 栃木県農業試験場 | ||
巻号,ページ | 71号, p.45-54(2013-03) | ISSN | 03889270 |
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全文表示 | PDFファイル (7579KB) | ||
抄録 | 根圏制御栽培ハウスブドウ巨峰の収穫前の裂果を減少させるため,果粒肥大期から着色期のかん水管理および遮光,ハウス内湿度と裂果との関係について検討し,裂果防止対策となる栽培条件を明らかにした。1.裂果は,着色期以降観察された。満開後30日以降に日かん水量を減少させると裂果は多発した。日かん水量を着色期以降減少させると,裂果の発生は少なかった。2.着色後期の果粒横径は,晴天日は11:00~16:00に収縮し,曇雨天日は2:00~11:00に停滞または肥大した。曇雨天日が連続すると,果粒は肥大し続けた。3.安定した果実生産のできるかん水管理は,1樹あたりの日かん水量を着色期以降晴天日6l,曇雨天日1lを基準とし,盛土内の土壌水分の極端な乾湿を避けることがよいと考えられた。4.裂果の発生は,ハウス内湿度を日平均70%以下に保つことにより抑制できた。5.遮光による裂果への影響は認められなかった。 | ||
索引語 | 裂果;減少;日かん水量;根圏制御栽培ハウスブドウ巨峰;裂果防止対策技術;肥大;かん水管理;遮光;ハウス内湿度;発生 | ||
引用文献数 | 13 | 登録日 | 2014年02月07日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |