イタリアンライグラスを用いた雑草防除法は天北地方の泥炭土草地へも適用できる

イタリアンライグラスを用いた雑草防除法は天北地方の泥炭土草地へも適用できる

レコードナンバー852497論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014131NACSIS書誌IDAN00348744
著者名岡元 英樹
古館 明洋
吉澤 晃
大橋 優二
書誌名北農
発行元北海道農事試驗場北農會
巻号,ページ80巻・ 2号, p.25-29(2013-04)ISSN00183490
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抄録根釧農業試験場で開発された「イタリアンライグラス(IR)を用いた雑草防除法」の適用範囲の拡大を目的として,天北地方の泥炭土草地を対象に後作草種としてペレニアルライグラス(PR)を用いて検討を行った。供試圃場はリードカナリーグラス(RCG)8割程度(試験前植生,冠部被度)の泥炭土草地を用いた。処理区はIRを2009,2010年の2年間ロータリ4回を含む工法で施工した後2011年にPRに更新した区(IR 2年区)と,対照として2011年に除草剤を使用してPRに更新した区(除草剤区)を設けた。IR 2年区ではIRの施工期間中は一年生雑草が多かった2010年の1番草を除いて,80%以上のIR割合であった。PRに更新した2011年におけるPR割合は1番草が72%,2番草が82%であり,除草剤区と比較して同様もしくは高かった。また,IR施工期間の乾物収量は2年間平均で950kg/10aと高かった。さらに晩秋の地下部乾物重量は,IR 2年区は既存植生に比べ2年間の施工により大きく減少し,2011年には全体で300g/m2,RCG等が42g/m2と低下した。なお,特に泥炭土では排水不良などにより作業時期が制限されることと,本技術は実生のギシギシ類に対する防除効果が低いことに留意する必要がある。以上から,「IRを用いた雑草防除法」は除草剤を使用した施工と同等の効果を有し,天北地方の泥炭土草地でPRを更新する際にも適用可能であることが示された。
索引語PR;更新;雑草防除法;天北地方;泥炭土草地;施工;イタリアンライグラス;除草剤;使用;除草剤区
引用文献数17
登録日2014年02月07日
収録データベースJASI, AGROLib

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