エージング処理をしていないコーヒー焙煎豆の腸管IgA産生増強効果
エージング処理をしていないコーヒー焙煎豆の腸管IgA産生増強効果
レコードナンバー | 852648 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00012295 | NACSIS書誌ID | AN10467499 |
著者名 | 鷲家 勇紀 西川 友章 藤野 槌美 | ||
書誌名 | 日本食品科学工学会誌 | ||
別誌名 | 日本食品科学工学会誌 | ||
発行元 | 日本食品科学工学会 | ||
巻号,ページ | 60巻・ 6号, p.286-294(2013-06) | ISSN | 1341027X |
全文表示 | PDFファイル (2984KB) | ||
抄録 | 市販のコーヒー焙煎豆は,通常エージング処理が施されている。エージング処理によるコーヒー抽出液中の揮発性成分量の変化を検証した結果,多くの成分に減少が認められた。マウスに,エージング処理時間の異なる焙煎豆の抽出液を投与したところ,エージング処理をしていないコーヒー焙煎豆に最も高い腸管IgA産生増強効果が認められた。関与する成分は2-methylpyrazine,2,5-dimethylpyrazine,2,6-dimethylpyrazineの3成分であり,何れもエージング処理時間の経過と共に減少する成分であった。以上の結果から,エージング処理をしていないコーヒー焙煎豆は,腸管IgA産生増強効果を有することが分かった。またエージング処理は焙煎豆中の有効成分の減少を招き,腸管IgA産生増強効果を弱めることが分かった。 | ||
索引語 | コーヒー焙煎豆;エージング処理;腸管IgA産生増強効果;エージング処理時間;成分;減少;結果;焙煎豆;dimethylpyrazine;3成分 | ||
引用文献数 | 20 | 登録日 | 2014年02月14日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |