人工容器培養がウズラ胚の発生におよぼす影響

人工容器培養がウズラ胚の発生におよぼす影響

レコードナンバー852742論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名福永 一朗
佐々木 剛
安藤 元一
橋本 光一郎
小川 博
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ58巻・ 1号, p.6-12(2013-06)ISSN03759202
全文表示PDFファイル (3411KB) 
抄録ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)膜とポリプロピレン製のコニカルチューブを用いて人工容器を作製し,ニホンウズラ胚を培養した。ニホンウズラ胚は,胚盤葉期または孵卵60時間後から人工容器に移し,空気層の設置区・未設置区を設けた後PTFE膜とサランラップで封をした。また,人工容器に移す際には乳酸カルシウムを35mg添加した。人工容器を用いて培養をした結果,胚盤葉期から培養した胚は気層の有無にかかわらず孵化直前である発生ステージ45まで徐々に生存率を下げていった。一方で,孵卵60時間後から培養した胚は高い生存率を維持していたが,9日目以降に空気層の未設置区では生存率が下がったのに対し設置区では高い生存率を維持していた。空気層を設置した区では,人工容器での培養開始時期に関係なく孵化直前であるステージ45まで到達し端打ちを行う胚が見られた。一方,空気層の未設置区では,人工容器での培養開始時期に関係なく全ての胚がステージ45に到達する前に死亡した。人工容器で培養し,死亡した胚を同じ培養日数または同じ発生ステージで自然発生胚と比較した結果,人工容器で培養した胚には,発生の遅れや体重,第三趾長が小さい事が分かった。また,胚盤葉期から人工容器で培養し,死亡した胚を同じ培養日数または同じ発生ステージで孵卵60時間後から培養した胚を比較した結果,発生の遅れや体重,第三趾長が小さい事が分かった。また,胚盤葉期から人工容器で培養した胚にのみ眼に関する奇形が見られた。そして,このことから培養初期の外胚葉へのダメージが奇形発生と培養初期の死亡率に関係があると推察された。
索引語胚;人工容器;培養;発生;空気層;生存率;培養初期;死亡;未設置区;結果
引用文献数24
登録日2014年02月14日
収録データベースJASI, AGROLib

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