LC/MSを用いた健康食品中のヒドロキシチオホモシルデナフィル,アミノタダラフィル,チオシルデナフィル,ジメチルシルデナフィル,チオジメチルシルデナフィルの一斉分析
LC/MSを用いた健康食品中のヒドロキシチオホモシルデナフィル,アミノタダラフィル,チオシルデナフィル,ジメチルシルデナフィル,チオジメチルシルデナフィルの一斉分析
レコードナンバー | 852840 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 田上 貴臣 武田 章弘 淺田 安紀子 青山 愛倫 土井 崇広 梶村 計志 沢辺 善之 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 54巻・ 3号, p.232-236(2013-06) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (581KB) | ||
抄録 | 強壮効果を標榜したいわゆる健康食品からは,医薬品成分が検出された事例がある。また,近年では摘発を逃れるために,強壮効果のある医薬品成分の構造の一部を変えた医薬品成分類似体が検出される事例がしばしば見受けられる。大阪府では,いわゆる健康食品を対象とした試買調査を行っているが,平成23年度における調査において,1つの製品に,医薬品成分類似体5成分が配合されるという事例があった。LC/MSを用いて各成分を同定するためには,各成分を分離する必要があるが,ギ酸アンモニウム/アセトニトリルを用いた酸性条件における分析法では,一部の成分が分離せず,同定が困難であった。今回検討した分析条件は,医薬品成分類似体5成分を分離して同定することが可能であった。また,同じ分子量を有することから,同定が難しいバルデナフィル,ホモシルデナフィル,ジメチルシルデナフィルを明確に分離することも可能であった。以上のことから,今回検討した分析法は,いわゆる健康食品中の医薬品成分の同定法の1つとして有用であると考える。 | ||
索引語 | LC;ジメチルシルデナフィル;同定;分離;医薬品成分;事例;チオジメチルシルデナフィル;健康食品;強壮効果;検出 | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2014年02月21日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |