異なる3種類の遺伝子検査法を用いた食中毒患者便からのカンピロバクター迅速検査法の検討

異なる3種類の遺伝子検査法を用いた食中毒患者便からのカンピロバクター迅速検査法の検討

レコードナンバー852919論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名小野 一晃
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ66巻・ 7号, p.483-487(2013-07)ISSN04466454
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抄録糞便からのカンピロバクター検査において,従来の培養法とPCR法,loop-mediated isothermal amplification(LAMP)法,リアルタイムPCR法による遺伝子検査法の結果を比較した。培養法では42/55検体(76.4%)からカンピロバクター(Campylobacter jejuni/coli)が検出されたが,PCR法で42/55検体(76.4%),LAMP法で49/55検体(89.1%),リアルタイムPCR法で50/55検体(90.9%)がそれぞれカンピロバクター陽性と判定された。遺伝子検査法は培養法よりも検出感度が高く,培養法で菌が検出されなかった場合でも,PCR法で3/13検体(23.1%),LAMP法で7/13検体(53.8%),リアルタイムPCR法で8/13検体(61.5%)がカンピロバクター陽性と判定された。遺伝子検査法では,いくつかの検体でDNA抽出試料中の反応阻害物質により偽陰性と判定されたが,検体を滅菌蒸留水で5~10倍希釈することで改善がみられた。遺伝子検査法は糞便からのカンピロバクターの迅速検査法として有効であることが示唆された。
索引語遺伝子検査法;培養法;カンピロバクター;検体;PCR法;リアルタイムPCR法;判定;検出;糞便;LAMP法
引用文献数15
登録日2014年02月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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