反芻動物の妊娠・着床期における研究の現状と課題

反芻動物の妊娠・着床期における研究の現状と課題

レコードナンバー853125論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005663NACSIS書誌IDAN00195188
著者名唄 花子
櫻井 敏博
藤原 浩
出田 篤司
青柳 敬人
今川 和彦
書誌名日本畜産學會報 = The Japanese journal of zootechnical science
別誌名日本畜産学会報
日本畜産学会報
Nihon chikusan gakkaiho
Animal science journal
Animal science and technology
発行元Zootechnical Science Society of Japan
巻号,ページ84巻・ 3号, p.301-308(2013-08)ISSN1346907X
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抄録哺乳類の妊娠・着床期において,受精卵の約半数は子宮へ着床する前に死滅してしまい,妊娠は成立しない。この早期胚死滅により,人工授精などの技術の向上にも関わらず,肉用牛,乳用牛とも受胎率は停滞/低下が続いている。反芻動物の着床期には,胚・栄養膜細胞からインターフェロン・タウ(IFNT)が子宮腔内へ分泌されることにより黄体退行が抑制され,さらに母体と胚の成長が同調し,妊振が成立する。IFNTを利用することで,早期胚死滅を防ぎ,受胎率向上が望めると期待されており,研究が進められてきた。IFNTの発現制御に関与する因子は多数見つかっており,また,IFNTの子宮内投与等の応用研究も行われているが,未だ実用化には至っていない。今後は,受胎率改善を目指すにあたり,in vivoの胚がどのような条件でIFNTを適切に発現し得るか,すなわち栄養膜細胞においてIFNTの発現をはじめ,その上流や周辺で起こるべき現象を広い視点で捉えることが必要であろう。
索引語IFNT;妊娠;胚;研究;反芻動物;着床;発現;成立;早期胚死滅;栄養膜細胞
引用文献数51
登録日2014年02月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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