内側腸骨リンパ節に転移した犬の精上皮腫に対し術前放射線治療及び外科的切除を実施した1例

内側腸骨リンパ節に転移した犬の精上皮腫に対し術前放射線治療及び外科的切除を実施した1例

レコードナンバー853149論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名山本 亮平
秋吉 秀保
福井 仁美
平田 翔吾
井澤 武史
大橋 文人
久保 喜平
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ66巻・ 8号, p.553-556(2013-08)ISSN04466454
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抄録13歳,去勢雄のパピヨンが排便困難を主訴に来院した。腹部超音波検査の結果,腹腔内に巨大な腫瘤が認められ,針生検所見と過去の病歴から,精上皮腫の腹腔内リンパ節転移が疑われた。この腫瘤は外・内腸骨動静脈や尿管に接しており,手術による摘出は困難と考えられたため,術前放射線治療(4 MV X線,目標線量5.4Gy/回,3回/週,計7回,合計37.8Gy)を実施した。その結果,腫瘍体積は顕著に減少し,治療終了14日後には治療開始前の30%以下に縮小した。十分な腫瘍縮小が認められたため,放射線治療終了後14日目に摘出手術を行い,その後良好な経過を辿っている。内側腸骨リンパ節に転移し,手術困難な精上皮腫に対する治療として,術前放射線照射は非常に有効な選択肢となりうる。
索引語精上皮腫;術;腫瘤;放射線治療;内側腸骨リンパ節;実施;転移;過去;治療;犬
引用文献数6
登録日2014年02月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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