2011年冬季に茂串湾で発生したCochlodinium sp. type-Kasasaの有害性について
2011年冬季に茂串湾で発生したCochlodinium sp. type-Kasasaの有害性について
レコードナンバー | 853446 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00012369 | NACSIS書誌ID | AN10385146 |
著者名 | 高日 新也 中野 平二 大塚 徹 川崎 信司 | ||
書誌名 | 熊本県水産研究センター研究報告 | ||
別誌名 | Kumamoto ken suisan kenkyu senta hokoku Report of Kumamato prifectural fisheries research center | ||
発行元 | 熊本県水産研究センター | ||
巻号,ページ | 9号, p.81-84(2013-04) | ISSN | 09181210 |
全文表示 | PDFファイル (1902KB) | ||
抄録 | 2011年11月に茂串湾で発生した笠沙型赤潮は、シマアジ、ブリを短時間のうちにへい死させる有害なプランクトンであることが分かった。笠沙型による細胞密度と暴露時間及びへい死率の組み合わせは、シマアジは約4,900cells/ml・6時間で80%であった。ブリでは、8,300回cells/ml・1時間で100%、約6,000cells/ml・4時間で50%であった。赤潮でへい死したシマアジ、ブリには鰓蓋の発赤、脳の発赤、心外膜の白濁等の所見がみられ、これらは赤潮の曝露によって引き起こされたと考えられた。 | ||
索引語 | 赤潮;シマアジ;ブリ;茂串湾;発生;Cochlodinium;Kasasa;へい死;発赤;暴露時間 | ||
引用文献数 | 4 | 登録日 | 2014年03月06日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |