水稲育苗箱を利用した簡易養液栽培装置のコマツナ栽培への適用
水稲育苗箱を利用した簡易養液栽培装置のコマツナ栽培への適用
レコードナンバー | 853562 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20032024 | NACSIS書誌ID | AA12207453 |
著者名 | 松田 眞一郎 豊岡 幸二 | ||
書誌名 | 滋賀県農業技術振興センター研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Shiga Prefecture Agricultural Technology Promotion Center 滋賀農技セ研報 Bull. Shiga. Pref. Agric. Tech. Promo. Cent. | ||
発行元 | 滋賀県農業技術振興センター | ||
巻号,ページ | 51号, p.15-21(2013-03) | ISSN | 18814735 |
全文表示 | PDFファイル (3877KB) | ||
抄録 | 果菜類を対象として開発した簡易養液栽培装置「苗箱らく楽培地耕」の軟弱野菜への利用を目的とし,コマツナを供試材料としてその適応性を検討した。pH未調整のモミガラくん炭を吸水マットの代替とし,長辺方向に2列ごとに切断したセルトレイ(小トレイ)であらかじめ育苗した苗を小トレイのまま定植し,収穫も小トレイのまま行う新しい装置を検討したところ,栽培期間を通してモミガラくん炭のアルカリによる微量要素の欠乏は認められなかった。培養液には,1液型の隔離床用肥料の利用が可能であった。収穫時の生育および収量は,200穴セルトレイで作成した小トレイにT社製の播種培土を充填した場合が最も優れ,水稲育苗箱1箱当たり1~1.5kgの収量が得られた。また,小トレイとモミガラくん炭の間に寒冷紗を敷設すると,収量に影響することなく,収穫時の根切り作業が容易となった。 | ||
索引語 | 小トレイ;利用;収穫時;モミガラくん炭;収量;簡易養液栽培装置;検討;果菜類;苗箱らく楽培地耕;軟弱野菜 | ||
引用文献数 | 17 | 登録日 | 2014年03月06日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |