天北地方の鉱質土草地におけるイタリアンライグラスを用いた無除草剤更新技術の適用性

天北地方の鉱質土草地におけるイタリアンライグラスを用いた無除草剤更新技術の適用性

レコードナンバー853640論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014131NACSIS書誌IDAN00348744
著者名岡元 英樹
古館 明洋
吉澤 晃
大橋 優二
内田 幸司
雲 義美
谷口 智哉
書誌名北農
発行元北海道農事試驗場北農會
巻号,ページ80巻・ 3号, p.55-61(2013-07)ISSN00183490
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抄録根釧農試で開発された「イタリアンライグラス(IR)を用いた雑草防除法」の適用範囲の拡大を目的として,天北地方の鉱質土(低地土,台地土)草地を対象に検討を行った。供試圃場はシバムギが優占した灰色低地土草地と地下茎型イネ科雑草,広葉雑草が優占した褐色森林土草地を用いて,後作草種として前者はペレニアルライグラス,後者はチモシーを用いた。両草地とも2年間のIR施工期間を通して,概ね90%以上のIR割合が維持された。また,IR施工期間の乾物収量は年間523-805kg/10aであり,収穫された牧草から調製したロールベールサイレージは飼料成分,発酵品質ともに概ね良好であった。後作草種を更新した2011年における導入草種割合は73-87%であり,更新翌年の冠部被度からみた植生は良好に維持された。2年間の施工により地下部乾物重量は減少し,2010年晩秋には両圃場とも地下茎型イネ科雑草の地下部は見られず,後作草種更新後もその量はわずかであった。しかし,前報同様に本試験でも更新草地に実生のギシギシ類の発生が見られたことから,本技術の適用にあたってはギシギシ類の発生に留意が必要である。以上から,「IRを用いた無除草剤雑草防除技術」は天北地方の鉱質土(低地土,台地土)草地にも適用可能であり,さらに施工期間中にもIR割合の高い良質粗飼料を確保できることが示された。
索引語天北地方;IR施工期間;ギシギシ類;イタリアンライグラス;除草剤更新技術の適用性;草地;低地土;後作草種;鉱質土;台地土
引用文献数17
登録日2014年03月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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