水稲非灌漑期の異なる土壌管理法が年間の温室効果ガス発生量に及ぼす影響

水稲非灌漑期の異なる土壌管理法が年間の温室効果ガス発生量に及ぼす影響

レコードナンバー870041論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名蓮川 博之
高橋 有紀
鳥塚 智
須藤 重人
仁科 一哉
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ84巻・ 6号, p.462-472(2013-12)ISSN00290610
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抄録水稲非作付期における土壌管理法として,冬期湛水管理や冬期湿潤管理は窒素流出負荷削減効果が期待されているが,温室効果ガス発生量に与える影響については明らかになっていない。そこで本研究ではライシメータ水田圃場を用い,年間(水稲非作付期+作付期)を通したメタン,一酸化二窒素および二酸化炭素等価発生量について,冬期湛水管理と冬期湿潤管理について慣行管理と比較調査した。また,冬期湛水における水稲作前の落水の有無が温室効果ガスの発生量や地耐力に及ぼす影響を検討した。その結果,年間の二酸化炭素等価発生量については,土壌管理法の違いによる明らかな差は認められなかった。この原因として,水稲作付で入水するまでの落水管理の影響が大きいと考えられた。冬期湛水管理と冬期湿潤管理において,3月末の落水により土壌水分が慣行と同水準まで低下し,その結果,落水から中干しまでのメタン発生量を慣行と同レベルまで減らすことができたと考えられる。水稲作付期の地力窒素の発現量は冬期湛水管理および冬期湿潤管理の導入の有無にかかわらず同水準で,水稲の精玄米収量および品質についても同水準となった。また,冬期湛水管理および冬期湿潤管理においては,3月末に落水することで,地耐力の低下は防げた。
索引語冬期湛水管理;冬期湿潤管理;影響;落水;土壌管理法;地耐力;同水準;温室効果ガス発生量;水稲非灌漑期;慣行
引用文献数41
登録日2014年06月11日
収録データベースJASI, AGROLib

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