系統豚カナガワヨークを利用した高品質豚肉生産技術の確立(1)
系統豚カナガワヨークを利用した高品質豚肉生産技術の確立(1)
レコードナンバー | 870237 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20040773 | NACSIS書誌ID | AA12563957 |
論文副題 | 系統豚カナガワヨーク(W) の維持に関する試験 | ||
著者名 | 山本 禎 西田 浩司 | ||
書誌名 | 神奈川県農業技術センター畜産技術所研究報告 = Bulletin of Livestock Industry Technology Station, Kanagawa Agricultural Technology Center | ||
発行元 | 神奈川県農業技術センター畜産技術所 | ||
巻号,ページ | 2号, p.27-33(2013-08) | ISSN | 21862133 |
全文表示 | PDFファイル (3181KB) | ||
抄録 | 大ヨークシャー種系統豚カナガワヨークは,「一日平均増体重」,「背脂肪の厚さ」,「ロース断面積」を改良目標とし,平成3年度に完成,翌4年度から維持を開始し,以後19年間にわたり,この優良な系統豚を長期間利用するために,認定時の能力を保ち,集団の遺伝子構成を保持することを目的に豚群の維持を行ってきた。その結果,血縁係数,近交係数の上昇は比較的抑制することができたが,造成時の目標である「一日平均増体重」,「背脂肪の厚さ」,「ロース断面積」については経年による一定の低下が認められた。その一方で,近交係数の上昇とともにばらつきは少なくなってきており,系統豚の特徴である斉一性は高く保つことができた。また,維持開始直後に問題とされた肢蹄の強健性については雄では改良に成功した。これらのことから比較的良好に長期間維持することができた。しかし,血縁係数等の上昇抑制と能力の保持,改良との両立が今後は困難となること,配布頭数が低迷していること等から,平成22年度をもって維持を終了した。本報告では19年間の維持の経緯について総括する。 | ||
索引語 | 維持;近交係数;系統豚;上昇;改良;一日平均増体重;背脂肪;厚さ;ロース断面積;能力 | ||
引用文献数 | 2 | 登録日 | 2014年06月11日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |