カブモザイクウイルス(TuMV) ゲノム由来の遺伝子を導入したNicotiana benthamianaにおけるTuMV抵抗性

カブモザイクウイルス(TuMV) ゲノム由来の遺伝子を導入したNicotiana benthamianaにおけるTuMV抵抗性

レコードナンバー870495論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024696NACSIS書誌IDAA12170681
著者名野村 研
植草 秀敏
北 宜裕
書誌名神奈川県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kanagawa Agricultural Technology Center
別誌名Bull. Kanagawa. Agri. Tech. Cent.
神奈川農技セ報
発行元神奈川県農業技術センター
巻号,ページ155号, p.1-10(2013-03)ISSN18813305
全文表示PDFファイル (7742KB) 
抄録カブモザイクウイルス(TuMV)のコートタンパク質(CP)遺伝子,NIb遺伝子及びVPg遺伝子を植物に導入し,抵抗性レベルや抵抗性個体の獲得効率などを比較する目的で,TuMV-JOのCP全長遺伝子864bp(CP)及び3'末端側430bp(CP3'),NIb遺伝子の3'末端側820bp(NIb3'),VPg全長遺伝子575bp(VPg)をそれぞれNicotiana benthamianaに導入し,得られた形質転換T1及びT2系統のTuMV抵抗性について調べた。その結果,T1世代の系統では,いずれの遺伝子を導入した場合でもTuMV接種後にまったく病徴が認められない高度抵抗性を示す個体や,TuMVを接種後の直上葉には病徴が認められるが,その後展開してくる葉には病徴が認められない回復型抵抗性を示す個体が確認された。導入遺伝子の違いによる抵抗性レベルに差は認められなかった。T1世代で高度抵抗性を示す個体が半数以上を占めた系統は,CP及びNIb3'では7系統,VPgでは3系統,CP3'では2系統であり,これらの自殖T2世代はすべて高度抵抗性を示した。ノーザンブロット解析では,抵抗性を示す系統はいずれも導入遺伝子の検出レベルが低く,CP遺伝子を導入した形質転換体のTuMV抵抗性植物からは導入遺伝子由来のsiRNAが検出されたことから,形質転換体のTuMV抵抗性は導入遺伝子のRNAサイレンシングによることが示唆された。
索引語導入;遺伝子;Nicotiana;TuMV抵抗性;T1世代;導入遺伝子;個体;病徴;高度抵抗性;カブモザイクウイルス
引用文献数23
登録日2014年04月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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