生産現場で収穫した飼料用米の化学組成ならびに保管条件が玄米と籾米の脂肪酸度におよぼす影響

生産現場で収穫した飼料用米の化学組成ならびに保管条件が玄米と籾米の脂肪酸度におよぼす影響

レコードナンバー870537論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011654NACSIS書誌IDAN10202971
著者名勝俣 昌也
石田 藍子
豊田 裕子
書誌名日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science
発行元日本養豚学会
巻号,ページ50巻・ 4号, p.164-172(2013-12)ISSN0913882X
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抄録生産現場で栽培した飼料用米の化学組成の情報をえるために,国産飼料資源活用総合対策事業に参加した17協議会から,平成20年と平成21年産の飼料用米(玄米が14品種25サンプル,籾米が10品種17サンプル)を入手して分析した。さらに,保管条件による酸化劣化の程度を明らかにするために,玄米と籾米を28℃相対湿度80%の条件で保管して脂肪酸度の変化を調査し,4℃で保管したときと比較した。測定したすべての玄米の化学組成と籾米の化学組成のあいだに差があった(P<0.01)。総エネルギー,粗蛋白質,粗脂肪,総リンの含量は玄米のほうが高く,粗灰分,カルシウム,NDFの含量は籾米のほうが高かった。さらに,玄米の必須アミノ酸含量のほうが,籾米の必須アミノ酸含量よりも高かった(P<0.05)。また,調査した玄米と籾米の粗蛋白質含量と総リン含量には正の相関があった(P<0.05)。28℃相対湿度80%で保管すると4℃で保管するよりも脂肪酸度が高く(P<0.01),玄米として保管するほうが籾米として保管するよりも脂肪酸度が高かった(P<0.01)。28℃相対湿度80%で保管しても,籾米であれば脂肪酸度は変化しなかった。玄米と籾米の粗蛋白質含量と総リン含量の正の相関は,施肥量が多いと粗蛋白質含量が高くなったことを示唆している。保管中の酸化劣化の結果は,常温で保管するなら籾米で保管するのが望ましいことを示唆している。
索引語籾米;玄米;保管;脂肪酸度;P&lt;化学組成;飼料用米;正の相関;粗蛋白質含量;含量
引用文献数15
登録日2014年04月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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