製麺用高アミロース水稲品種「越のかおり」の育成

製麺用高アミロース水稲品種「越のかおり」の育成

レコードナンバー870539論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011311NACSIS書誌IDAA11651334
著者名笹原 英樹
三浦 清之
清水 博之
後藤 明俊
重宗 明子
長岡 一朗
上原 泰樹
小林 陽
太田 久稔
福井 清美
大槻 寛
矢野 昌裕
小牧 有三
書誌名中央農業総合研究センター研究報告
別誌名独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター研究報告
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター研究報告
独立行政法人農業技術研究機構中央農業総合研究センター研究報告
Bull. NARO Agric. Res. Cent.
Bulletin of the NARO Agricultural Research Center
Bull. Natl. Agric. Res. Cent.
Bulletin of the National Agricultural Research Center
中央農研研報
発行元農業技術研究機構中央農業総合研究センター
巻号,ページ19号, p.15-29(2013-10)ISSN18816738
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抄録「越のかおり」は日本型の高アミロース品種の育成を目的として,北陸農業試験場(現 中央農業総合研究センター北陸研究センター)において,連続戻し交配により,インド型品種「Surjamukhi」のWxaを日本型品種「キヌヒカリ」に導入した高アミロース品種である。2005年から「北陸207号」の系統名で関係各県に配布し,奨励品種決定調査に供試すると同時に,製麺適性を民間企業との共同研究で検討してきた。2008年8月5日に種苗法に基づく品種登録の出願が公表され,2011年2月15日に品種として登録された。「越のかおり」は製麺時の麺離れが良く,製麺への加工適性が高い。「越のかおり」の特性の概要は以下のとおりである。1. 出穂期は「コシヒカリ」より2日程早く,成熟期は「コシヒカリ」並で,育成地では“中生の早”である。2. 稈長は「コシヒカリ」より短く「キヌヒカリ」並の“やや短”,穂長は「コシヒカリ」より短く“やや短”,穂数は「コシヒカリ」よりやや少ない“中”,草型は“偏穂重型”,脱粒性は“難”である。粒形は「コシヒカリ」と同じく“中”である。耐倒伏性は「コシヒカリ」より強く,“やや強”である。3. 収量性は,標肥区では「コシヒカリ」よりやや少収であるが,多肥区では「コシヒカリ」並。千粒重は,「コシヒカリ」よりやや重い“中”である。4. 白米のアミロース含有率は,「コシヒカリ」より15ポイント程度高く,麺に加工した場合に麺離れが良い。5. いもち病真性抵抗性遺伝子はPiiと推定され,葉いもち圃場抵抗性は“中”,穂いもち圃場抵抗性は“やや弱”である。穂発芽性は“やや易”,障害型耐冷性は“弱”である。
索引語コシヒカリ;かおり;麺;育成;高アミロース品種;キヌヒカリ;供試;品種;登録;出穂期
引用文献数10
登録日2014年04月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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