茨城県南部での調査による農場、畜舎への野生鳥類の侵入に影響する要因と侵入防止対策の評価

茨城県南部での調査による農場、畜舎への野生鳥類の侵入に影響する要因と侵入防止対策の評価

レコードナンバー870572論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008733NACSIS書誌IDAA11807069
著者名百瀬 浩
吉田 保志子
光永 貴之
八木 行雄
書誌名家畜衛生学雑誌 = The Japanese journal of animal hygiene
別誌名Japanese journal of animal hygiene
発行元日本家畜衛生学会
巻号,ページ39巻・ 3号, p.73-83(2013-11)ISSN13476602
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抄録茨城県南部の142農場で野鳥の個体数と畜舎への野鳥侵入防止対策の実施状況を調べた。農場やその周囲で多く見られたのはスズメ、ハシブトガラス、ドバト、ツバメ、ムクドリ、キジバトの6種だった。スズメは牛、豚、鶏で畜舎、ハシブトガラス、ドバトは主に牛舎、スズメ、ムクドリは鶏舎への侵入が見られた。畜舎内部、畜舎近傍、農場敷地内、農場周辺で観察された野鳥の個体数と、農場の営業状態、農場や畜舎の面積や密集度、農場周囲の植生・土地利用との関係を分析したところ、野鳥の個体数と畜舎侵入容易度、営業中かどうか、観察範囲面積の間に強い正の関係が見られた。他の要因には強い説明力がなく、農場に野鳥が誘引される主要因は、農場内に家畜やその飼料など野鳥の餌資源が存在すること、開放的な畜舎構造や侵入防止対策の不備により、野鳥が畜舎内に容易に侵入できること、であると示された。畜舎への野鳥侵入防止対策については、牛、豚では対策なしの事例が多かったが、法的な義務付けのある鶏では全農場が対策を行っていた。しかし、大部分の鶏舎で金網等の目合いが過大、金網等に穴があいている等の問題が見られ、正しい対策の実施と、定期的な点検、補修の必要性が明らかになった。
索引語野鳥;農場;侵入;畜舎;ハシブトガラス;対策;スズメ;要因;茨城県南部;侵入防止対策
引用文献数24
登録日2014年04月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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