ナイジェリアにおけるゼアラレノンとT-2トキシンによるとうもろこし汚染とヒトへの暴露
ナイジェリアにおけるゼアラレノンとT-2トキシンによるとうもろこし汚染とヒトへの暴露
レコードナンバー | 870576 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ20003608 | NACSIS書誌ID | AN00334513 |
著者名 | Afolabi C.G. Ekpo E.J.A. Bandyopadhyay R. | ||
書誌名 | マイコトキシン | ||
別誌名 | マイコトキシン研究会会報 Proceedings of the Japanese Association of Mycotoxicology | ||
発行元 | マイコトキシン研究会 | ||
巻号,ページ | 63巻・ 2号, p.143-149(2013-07) | ISSN | 02851466 |
全文表示 | PDFファイル (1884KB) | ||
抄録 | とうもろこしはナイジェリアで栽培,消費されている最も重要な穀物のひとつである。3つの農業生態学的地帯(AZE)における13の市場から食用のとうもろこし104検体を集め,ELISA法によってゼアラレノン(ZEA)とT-2トキシン(T-2)レベルを測定した。とうもろこしのZEA汚染は50μg/kg未満から196μg/kgまでの範囲であった。ZEAは37%のとうもろこしから検出されたが,この中の3.8%だけがEUにおける未加工穀物100μg/kgに対するZEAの上限値を超えた。T-2は36%のとうもろこしから検出された。汚染の幅は7.5μg/kg未満から29μg/kgであった。現在EUではT-2に対する規制値を設けていない。全検体の17%にあたる18検体から両トキシンが検出された。AEZ別にこれらのトキシン分布を見てみると,南ギニアサバンナ地帯(SGS)において最も多くのサンプルを収集したにもかかわらず,派生サバンナ地帯(DS)では他の二つのAEZに比べて,ZEAで50%,T-2で38%多く陽性検体が検出された。 | ||
索引語 | ZEA;ゼアラレノン;とうもろこし;検出;ナイジェリア;EU;食用;汚染;両トキシン;とうもろこし汚染 | ||
引用文献数 | 20 | 登録日 | 2014年04月21日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |