スワルスキーカブリダニの紙コップ放飼法によるトルフェンピラド乳剤からの保護
スワルスキーカブリダニの紙コップ放飼法によるトルフェンピラド乳剤からの保護
レコードナンバー | 870614 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014779 | NACSIS書誌ID | AN00055757 |
著者名 | 黒木 修一 福元 啓介 木佐貫 守 | ||
書誌名 | 九州病害虫研究会報 | ||
別誌名 | Proceeding of the Association for Plant Protection of Kyushu | ||
発行元 | 九州病害虫研究会 | ||
巻号,ページ | 59巻・ p.86-91(2013-11) | ISSN | 03856410 |
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全文表示 | PDFファイル (324KB) | ||
抄録 | キュウリにおけるスワルスキーカブリダニAmblyseius swirskii Athias-Henriotに対するトルフェンピラド乳剤の影響を,紙コップ内に放飼する方法と葉上放飼法を比較して検討した。葉上放飼区では葉上に,紙コップ放飼区では紙コップ内に中双糖(ザラメ)2gと産卵基質(バイオコード(R)PV-45)を入れてキュウリ株に吊し,スワルスキーカブリダニを約100頭ずつ放飼した。スワルスキーカブリダニが株上に定着した後,トルフェンピラド乳剤の1,000倍液を散布した結果,スワルスキーカブリダニは両区とも散布2日後には確認されなくなった。葉上放飼区ではその後もスワルスキーカブリダニの個体数が回復しなかったのに対して,紙コップ放飼区では散布23日後には散布前と同等の個体数に回復し,両区の個体数には有意な差が認められた(t検定,P<0.05)。このことから,キュウリ株に吊した紙コップ放飼法によりスワルスキーカブリダニに対するトルフェンピラド乳剤の影響を軽減できると考えられた。 | ||
索引語 | スワルスキーカブリダニ;個体数;トルフェンピラド乳剤;紙コップ放飼法;放飼;放飼区;影響;紙コップ内;紙コップ放飼区;キュウリ株 | ||
引用文献数 | 20 | 登録日 | 2014年04月21日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |