千葉県で発見されたオオバコ科クガイソウ属の新種イスミスズカケについて

千葉県で発見されたオオバコ科クガイソウ属の新種イスミスズカケについて

レコードナンバー870767論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20022974NACSIS書誌IDAA12123127
著者名上原 浩一
斎木 健一
安藤 敏夫
書誌名食と緑の科学
別誌名Hort research
発行元千葉大学園芸学部
巻号,ページ67号, p.1-8(2013-03)ISSN18808824
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抄録クガイソウ属スズカケソウ節(sect. Plagiostachys)は日本と中国に9~12種が分布しており,これまで日本に4種が知られていた。千葉県いすみ市で2009年に発見された新集団を,新種イスミスズカケ(Veronicastrum noguchii K. Uehara,K. Saiki & T. Ando)として記載した。クガイソウ属で球形の花序を持つのは本種とスズカケソウのみであることから,スズカケソウと比較することによって,明瞭な形態学的相違から新種と判断した。検討の結果,スズカケソウとは次の点で区別できることがわかった。茎の毛が曲がること,葉の基部が心形,ときに切形であること,葉の縁が円鋸歯状であること,葉の表面に毛が散在していること,苞葉は狭卵形で先がとがり表面に毛が散在していること,萼片はほとんど無毛だが繊毛があり,先の細くとがった三角形であること。イスミスズカケは約100個体が千葉県いすみ市のみに生育しており,絶滅危惧種と考えられ,公的な保護保全計画の策定が望まれる。
索引語葉;形;毛;発見;千葉県いす;市;表面;千葉県;Veronicastrum;&amp
引用文献数13
登録日2014年05月12日
収録データベースJASI, AGROLib

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