人工林の「強度な間伐」の有利性と森林の機能に与える影響研究

人工林の「強度な間伐」の有利性と森林の機能に与える影響研究

レコードナンバー870792論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038128NACSIS書誌IDAA12464820
論文副題木材生産機能に関する調査
著者名田中 誠
武智 正典
書誌名愛媛県農林水産研究所林業研究センター研究報告
別誌名愛媛県林研研報
Bul. Forestry Res. Cent. Ehime Res. Inst. Agric. Forest. Fish.
発行元愛媛県農林水産研究所林業研究センター
巻号,ページ30号, p.1-8(2013-03)ISSN13489534
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抄録強度間伐による残存木の材質への影響調査のため,愛媛県宇和島市津島町御槇県有林内に試験区を設計し,伐倒間伐30%,60%及び巻き枯らし60%の試験区で残存木の応力伝播速度を5カ年間3ヶ月間隔で測定した。結果,応力伝播速度は間伐後2年半までは間伐手法による影響が確認できたが(有意差5%),それ以降はどの間伐区でも有意差がなくなった。また,巻き枯らしの材質への影響を調査するため,林業研究センター内試験林に試験区を設置し,巻き枯らし材の応力伝播速度の測定を3年間行うとともに,毎年春に伐倒した巻枯らし材30本を使い,含水率,丸太および正角材の虫害の種類・程度,丸太・正角材及びJISの小試験体での曲げ試験を行った。巻き枯らし材の応力伝播速度は,間伐実施後急速に上昇し,約1年半後には速度の変化が落ち着いていった。要因として,施業後から枯死までにかかる期間の影響が考えられた。巻き枯らし材の強度は同林分の無施業の材30本と比較して,1年目には強度差はなかったが,2年目以降で虫害や腐朽が顕著となるとともに正角材にしても食害痕は残るようになり,丸太の強度ではコントロールより低い値となった(5%有意)。3年目には正角の強度及び曲げヤング係数を除き,他は全てコントロールより低い値となった(5%有意)。
索引語強度;影響;調査;間伐;応力伝播速度;丸太;巻き枯らし材;正角材;材質;虫害
引用文献数6
登録日2014年05月12日
収録データベースJASI, AGROLib

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