組織培養によるサクラ‘イヨウスズミ’の増殖

組織培養によるサクラ‘イヨウスズミ’の増殖

レコードナンバー870793論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038128NACSIS書誌IDAA12464820
著者名西原 寿明
岡田 恭一
書誌名愛媛県農林水産研究所林業研究センター研究報告
別誌名愛媛県林研研報
Bul. Forestry Res. Cent. Ehime Res. Inst. Agric. Forest. Fish.
発行元愛媛県農林水産研究所林業研究センター
巻号,ページ30号, p.9-14(2013-03)ISSN13489534
全文表示PDFファイル (2701KB) 
抄録愛媛県松山市で生育している市指定天然記念物のサクラ‘イヨウスズミ’5個体を対象として,組織培養による増殖方法を試みた。2月から3月にかけて採取した枝を水挿しし,その枝から冬芽及びえき芽を材料として外植体を調整し,MS培地を基本とした培地で培養を行った。MS培地の窒素源を半分にした継代培地を使用することで安定した生育が見られた。BAP濃度5μmol/Lでは不定芽が叢生し,頂芽が伸長しなかったため,BAPの濃度を2.5μmol/Lに下げるとともに,新たにGA3を0.125μmol/L添加することで不定芽の発生は改善されたが,えき芽の発生も少なくなり,枯死するものも見られたため,BAPの添加量について再考する必要があると考えられた。培養開始から6~7ヶ月経過し,幼植物体が3~5cmの大きさになった時点で,発根培地に挿しつけ,発根した幼苗の馴化を行った結果,培養開始から約12ヶ月目で4個体93本の幼苗が得られた。
索引語えき芽;不定芽;BAP;組織培養;サクラ;生育;枝;MS培地;発生;培養開始
引用文献数3
登録日2014年05月12日
収録データベースJASI, AGROLib

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