モノクローナル抗体を利用した新規卵ELISAキットの開発

モノクローナル抗体を利用した新規卵ELISAキットの開発

レコードナンバー870804論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012295NACSIS書誌IDAN10467499
著者名加藤 重城
八木 敬広
秋元 政信
有原 圭三
書誌名日本食品科学工学会誌
別誌名日本食品科学工学会誌
発行元日本食品科学工学会
巻号,ページ61巻・ 1号, p.1-8(2014-01)ISSN1341027X
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抄録還元カルボキシメチル化した卵のオボアルブミンを免疫抗原として作製したモノクローナル抗体を用いて,特定原材料の通知法の抽出方法に対応した,新たな卵ELISAキットを構築した。(1)作製したモノクローナル抗体は,2-MEとSDSで可溶化されたオボアルブミンを検出可能であった。さらに,複数のモノクローナル抗体を組み合わせることで,鶏,あひるおよびうずら卵白が検出可能であった。(2) 構築した卵ELISAキットの検出限界と定量限界はいずれも食品試料中の卵タンパク質濃度換算で1.0μg/mL未満であり,表示が必要な数μg/gレベルの測定には十分な感度であった。(3)添加回収試験では50%以上,150%以下の基準を満たし,再現性試験でのCV%は全て10%以下であった。さらに,卵以外の食品原材料では交差反応が認められなかった。(4)市販食品における食品表示と構築した卵ELISAキットでの測定結果はすべて一致し,現行法と同等の測定値を示した。以上のことから,モノクローナル抗体のみで構築した卵ELISAキットは, 特定原材料の卵の定量検査法として通知法に示された現行法と同等に有用であることが考えられた。
索引語モノクローナル抗体;卵ELISAキット;構築;オボアルブミン;卵;作製;特定原材料;通知法;現行法;うずら卵白
引用文献数22
登録日2014年05月12日
収録データベースJASI, AGROLib

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