‘桜島大根’におけるBrassica rapa由来マイクロサテライトマーカーの属間増幅とそのF1純度検定への応用
‘桜島大根’におけるBrassica rapa由来マイクロサテライトマーカーの属間増幅とそのF1純度検定への応用
レコードナンバー | 870922 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20004168 | NACSIS書誌ID | AA11608561 |
著者名 | 田中 義弘 竹之下 佳久 向吉 健二 畠山 勝徳 | ||
書誌名 | 園芸学研究 | ||
別誌名 | Horticultural research (Japan) | ||
発行元 | 園芸学会 | ||
巻号,ページ | 13巻・ 1号, p.27-33(2014-01) | ISSN | 13472658 |
全文表示 | PDFファイル (2431KB) | ||
抄録 | 鹿児島県では,‘桜島大根'において均一性向上を育種目標としてF1品種の育成を進めている。アブラナ科野菜のF1育種においては,S遺伝子の多型に基づくF1純度検定が提唱されているが,制限酵素処理を省くことで時間およびコストの大幅な削減が期待できる。そこで,簡便性や再現性に優れるマイクロサテライトマーカーについて,‘桜島大根'のF1純度検定への利用を検討した。同じアブラナ科のBrassica rapa L. に由来するマイクロサテライトプライマー対300種類を供試し,‘桜島大根'の自然受粉品種から自殖により固定した両親系統とそのF1組合せについて多型性を調査した。その結果,多型頻度が高い8種類のマーカーを見いだすことができた。そのうち,PCR産物のアガロースゲル電気泳動のみで判別が可能な2種類のマーカーを用い,生産力検定において有望であった3種類のF1組合せおよびその両親系統の多型性を調査したところ,いずれの組合せにおいてもF1純度の判別に利用することが可能であると考えられた。 | ||
索引語 | 桜島大根;F1純度検定;F1;マーカー;利用;調査;判別;両親系統;多型性;時間 | ||
引用文献数 | 21 | 登録日 | 2014年05月20日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |