南伊豆海域におけるイセエビ標識放流再捕結果の検討(2)
南伊豆海域におけるイセエビ標識放流再捕結果の検討(2)
レコードナンバー | 870949 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20035800 | NACSIS書誌ID | AA1235617X |
論文副題 | 分散 | ||
著者名 | 長谷川 雅俊 成生 正彦 | ||
書誌名 | 静岡県水産技術研究所研究報告 = Bulletin of Shizuoka Prefectural Research Institute of Fishery | ||
別誌名 | 静岡水技研研報 Bull. Shizuoka Pref. Res. Inst. Fish. 静岡県水技研研報 | ||
発行元 | 静岡県水産技術研究所 | ||
巻号,ページ | 46号, p.33-43(2014-01) | ISSN | 18830382 |
全文表示 | PDFファイル (718KB) | ||
抄録 | イセエビの種苗放流や漁獲管理を進める上である地先海域に分布する群の分散を知ることが重要である。南伊豆海域における標識放流再捕結果をとりまとめ,イセエビの時空間的な動きについて検討した。1973~2004年まで伊豆半島16地先で303群,76,402尾のイセエビの標識放流が行われた(再捕数は6,644尾)。放流群毎に,秋・春漁期区分による再捕地別の再捕数を整理し,放流地での再捕割合や再捕範囲をまとめた。また,群の分散を量的に検討するために分散指数1(DI1),2(DI2)を提唱した。放流地での再捕割合は2地先を除き53.6~95.6%と高かった。再捕範囲は0~120.6kmであった。伊豆半島先端部では再捕範囲や放流地での再捕割合から,伊豆半島両岸北部の地先と比べ滞留する割合が小さかった。伊豆半島先端部ではDI1から,西への分散傾向が大きかった。時間経過を考慮するとDI2からI令(漁獲制限体長13cm以下)からII令に達する夏季に分散が広がり,それがIII令の秋季まで維持される傾向があった。 | ||
索引語 | 放流地;再捕割合;再捕範囲;分散;南伊豆海域;検討;イセエビ;イセエビ標識放流再捕結果;群;伊豆半島先端部 | ||
引用文献数 | 17 | 登録日 | 2014年05月20日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |