牛ふん堆肥と液肥を活用した飼料用イネ・オオムギ二毛作体系における高収量生産技術の確立

牛ふん堆肥と液肥を活用した飼料用イネ・オオムギ二毛作体系における高収量生産技術の確立

レコードナンバー870969論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名横澤 将美
高橋 朋子
佐藤 拓実
宇敷 真子
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ20号, p.66-80(2013-12)ISSN13409514
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抄録水田飼料作物栽培において、牛ふん堆肥および乳牛尿液肥を活用した飼料用イネとオオムギの二毛作体系における年間最大収量を得るための生産体系を検討した。1 曝気処理した乳牛尿液肥の窒素成分は0.36%であるが、このうち約6割が無機態窒素であるため、即効性肥料として利用できる。2 飼料用イネ「夢あおば」の栽培において、乳牛曝気尿液肥を初期施用で2,500kg/10a、穂肥期の追肥で1,000kg/10a施用すると乾物実収量で882kg/10aの生産量があり、初期施用だけの栽培と比べ有意(P<0.01) に増収となった。また同様に粗タンパク質含量も高くなる傾向が見られた。3 飼料用オオムギ栽培において、牛ふん堆肥を12月~2月に1,000kg/10a追肥した試験区では、二条オオムギ、六条オオムギともに追肥しない慣行栽培区に比べ約40%の増収効果が見られた。また粗タンパク質含量についても飼料用イネと同様に追肥で向上する効果が確認された。4 乳牛尿液肥と化成肥料とで飼料用イネ栽培を比較した結果、乾物実収量は約100kg/10a化成栽培が多かったが、その差は僅かなため乳牛尿液肥は即効性肥料として充分活用できると考えられる。5 飼料用オオムギと飼料用イネにそれぞれ牛ふん堆肥および乳牛尿液肥を基肥と追肥利用した二毛作実証試験の結果、年間 2,000kg/10a以上の乾物実収量を得られた。このため飼料用稲麦二毛作体系において、堆肥、液肥の活用による高収量生産は可能であることが示された。
索引語飼料用イネ;乳牛尿液肥;牛ふん堆肥;活用;栽培;追肥;乾物実収量;液肥;即効性肥料;初期施用
引用文献数8
登録日2014年05月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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