産地の異なる各種バーミキュライト資材の特性とセル成型苗用育苗培土の原料資材としての適応

産地の異なる各種バーミキュライト資材の特性とセル成型苗用育苗培土の原料資材としての適応

レコードナンバー871096論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名梶 智光
山下 耕生
小林 新
藤澤 英司
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ85巻・ 1号, p.1-10(2014-02)ISSN00290610
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抄録本研究では異なる産地におけるバーミキュライト資材をセル育苗培土の原料資材として有効利用していくために,化学組成および鉱物組成の特性を把握し,培土の物理性への影響と肥料成分として添加されるNH4+およびK+の固定への影響を検討した。さらにそれらがキャベツの育苗性能に及ぼす影響について検討した。化学組成および鉱物組成は南アや豪州は黒雲母とバーミキュライトが主体でマグネシウム含量が高い性質を有していた。一方,中国産や日本は黒雲母が主体であり,ケイ酸,鉄およびアルミニウム含量が高い性質を有していた。これらの化学組成や鉱物組成の違いが,NH4+やK+の固定と関係していることが推定された。セル育苗培土の原料として用いられる各種バーミキュライト資材の物理性に大きな差はみられなかったが,保管試験の結果,中国産バーミキュライト資材を使用した培土では著しいNH4+の固定がみられた。これらの培土を用いてキャベツの育苗試験を行なった結果,地上部新鮮重,窒素吸収量の低下がみられ,育苗性能が劣った。以上の結果より,NH4+の固定が著しい中国産バーミキュライト資材を培土原料として使用する際は,窒素添加量に留意する必要があると考えられた。
索引語NH4+;K+;培土;固定;黒雲母;化学組成;鉱物組成;影響;結果;産地
引用文献数17
登録日2014年05月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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