カラーシート反射光,LED照射光に対するミナミキイロアザミウマThrips palmi(Karny)の誘引特性
カラーシート反射光,LED照射光に対するミナミキイロアザミウマThrips palmi(Karny)の誘引特性
レコードナンバー | 871116 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014825 | NACSIS書誌ID | AN00186121 |
著者名 | 芳賀 一 片井 祐介 万年 潤哉 増井 伸一 | ||
書誌名 | 日本応用動物昆虫学会誌 | ||
別誌名 | Japanese journal of applied entomology and zoology 日本応用動物昆虫学会誌 | ||
巻号,ページ | 58巻・ 1号, p.17-22(2014-02) | ISSN | 00214914 |
全文表示 | PDFファイル (2334KB) | ||
抄録 | 温室メロンで問題となっているミナミキイロアザミウマを対象に,カラーシート17種類およびLED光源(砲弾型LED360球が白色基盤上に配列された照射光源)8種類を用いて光に対する誘引特性を調査した。カラーシートの試験では,分光反射率のピーク波長が481~523nmの色でミナミキイロアザミウマの誘殺数が多かった。一方LED照射光では,拡散板を介した照射条件では波長500nmおよび525nmで多く誘殺された。透明板を用いてLED照射光が直接透過される光条件では,525nmとともに470nmでも誘殺数が多かった。3種のLED光源(470nm,500nm,525nm)と拡散板,透明板を組み合わせた試験では,500nmと525nmは使用した板に関係なく誘殺数が多かった。470nmは拡散板より透明板を使用した区で誘殺数が多く,条件により誘殺数が変化した。以上より,500~525nmの波長が安定して本種を誘引すると考えられた。 | ||
索引語 | LED照射光;ミナミキイロアザミウマ;拡散板;透明板;誘引特性;ミナミキイロアザミウマThrips palmi;LED光源;試験;使用;用いて光 | ||
引用文献数 | 16 | 登録日 | 2014年05月30日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |