海水試料の毒量分析による麻痺性貝毒モニタリング手法の開発と検証

海水試料の毒量分析による麻痺性貝毒モニタリング手法の開発と検証

レコードナンバー871227論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20035503NACSIS書誌IDAA12359338
著者名及川 寛
山本 圭吾
長井 敏
書誌名水産技術 = Journal of fisheries technology
発行元水産総合研究センター
巻号,ページ6巻・ 2号, p.161-167(2014-02)ISSN18832253
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抄録海水中の麻痺性貝毒量をモニタリング指標として利用することを目指し,モニタリングで必要とされる感度で毒量を高速液体クロマトグラフィー(HPLC) により測定する方法を検討するとともに,大阪湾の現場海水試料で指標としての可能性を検証した。大阪湾のAlexandrium tamarenseは複数含まれる毒成分のうちC2 (N21-sulfocarbamoyl gonyautoxin-3)の組成比が最も高く,培養細胞を添加した海水の検討では、行政が注意喚起する細胞密度(5 cells/mL) において、C2分析ピークのS/N比(signal to noise ratio)が定量下限の10を超えるには,目合い15μmのネットで20倍以上に濃縮することが必要と考えられた。2012年2~5月に大阪湾で採取した海水はA. tamarenseが最大で1.0cells/mLと低かったため100倍以上の濃縮を行い分析したところ,C2の測定値と細胞密度は良い相関を示し,本手法による毒量値はモニタリング指標として利用できる可能性があると考えられた。
索引語C2;大阪湾;検証;海水;モニタリング指標;利用;検討;可能性;細胞密度;濃縮
引用文献数26
登録日2014年05月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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