ヨウ化メチルくん蒸によるナミハダニ赤色型、カンザワハダニ及びモモアカアブラムシの殺虫効果

ヨウ化メチルくん蒸によるナミハダニ赤色型、カンザワハダニ及びモモアカアブラムシの殺虫効果

レコードナンバー871515論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014282NACSIS書誌IDAN00118030
著者名内藤 浩光
林 浩司
西崎 博則
山田 邦彦
書誌名植物防疫所調査研究報告 = Research bulletin of the Plant Protection Service Japan
別誌名植防研報
発行元横浜植物防疫所
巻号,ページ50号, p.71-77(2014-03)ISSN03870707
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抄録ナミハダニ赤色型Tetranychus urticae、カンザワハダニT. kanzawai及びモモアカアブラムシMyzus persicaeを供試してヨウ化メチルくん蒸の殺虫効果を調査した。感受性試験の結果、ハダニ類の卵は感受性が高く、ヨウ化メチル9.3mg/l、1時間、15℃で100%の殺虫率となった。ナミハダニ赤色型の幼虫及び若虫では、同じ条件で、98.4%の殺虫率であった。2時間くん蒸の結果、ナミハダニ赤色型の幼虫及び若虫、並びに若虫及び成虫のLD50は、1.05及び2.51mg/lとなり、若虫及び成虫は、幼虫及び若虫よりもヨウ化メチルに対する感受性が低いものと考えられた。ナミハダニ赤色型及びカンザワハダニの若虫及び成虫を供試した殺虫確認試験の結果、それぞれ7.7mg/l及び9.3mg/l、2時間、15℃で100%の殺虫率となった。また、モモアカアブラムシの若虫及び成虫は、3.1mg/l、2時間、15℃で100%殺虫された。それぞれの種で1,000頭以上の100%の殺虫が確認されたことから、これらの害虫に対するヨウ化メチルの殺虫効果は十分と考えられた。臭化メチル代替剤として青果物のヨウ化メチルくん蒸を検討するため、今後、さらに種々の供試虫を用い殺虫試験を行う必要がある。
索引語若虫;ナミハダニ赤色型;カンザワハダニ;モモアカアブラムシ;成虫;ヨウ化メチルくん蒸;殺虫効果;供試;結果;殺虫率
引用文献数17
登録日2014年06月24日
収録データベースJASI, AGROLib

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