ユズの系統選抜に関する研究(2)

ユズの系統選抜に関する研究(2)

レコードナンバー871535論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011918NACSIS書誌IDAN10406825
論文副題弱毒CTVを接種したユズ「永野」の特性
著者名谷本 佑
矢野 臣祐
又川 浩司
田中 満稔
書誌名高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
別誌名Bull. Kochi Agric. Res. Cent.
高知農技セ研報
発行元高知県農業技術センター
巻号,ページ23号, p.65-70(2014-03)ISSN09177701
全文表示PDFファイル (774KB) 
抄録カンキツトリステザウイルス(以下,CTV)を自然保毒し,果実外観が良好なユズ系統「高知果試選抜1~5号」(以下,「1~5号」)が持つ弱毒CTVのYM1~5,および旧農林水産省果樹試験場が選抜した弱毒CTVのM16Aをウイルスフリーにした「永野」に接種し,樹体および果実特性を調査した。1. YM2およびYM3を接種した場合,調査期間を通じてステムピッティング(以下,SP)発生度は低く,凸型こはん様症の発生も少ない傾向であった。樹勢,収量への影響は小さく,優良な弱毒CTV系統と考えられた。2. YM1を接種した場合,樹勢はやや弱く幹周肥大が緩慢であった。SP発生度は中程度であったが,凸型こはん様症の発生は少ない傾向であった。よって,YM2およびYM3に比べ樹体への影響がやや強いが,干渉効果が比較的高い弱毒CTVであると考えられた。3. YM4を接種した場合,定植7年目以降に強いSPの発生がみえ始めた。凸型こはん様症の発生も他系統と比べ多い傾向であった。また,強いSPの発生がみえ始めてからは着花量,着果量および収量が少なくなり,果実も小さくなったため,強毒CTVへの干渉効果は低いと考えられた。4. YM5を接種した場合,樹勢は強く収量も多かった。定植9年目以降に強いSPの発生がみられ,凸型こはん様症の発生は他系統と比べやや多い傾向であった。よって,YM5は極めて弱毒で,強毒CTVへの干渉効果は低いと考えられた。5. M16Aを接種した場合,SP発生度は中程度であり,樹勢はやや弱かった。凸型こはん様症の発生は少ない傾向であった。
索引語発生;接種;様症;傾向;樹勢;弱毒CTV;ユズ;収量;干渉効果;永野
引用文献数9
登録日2014年06月24日
収録データベースJASI, AGROLib

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