ウメの土壌改良および局所施肥による環境負荷軽減効果

ウメの土壌改良および局所施肥による環境負荷軽減効果

レコードナンバー871766論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009233NACSIS書誌IDAN10060720
著者名神田 美奈子
福島 朋行
書誌名福井県園芸試験場報告 = Bulletin of the Fukui Prefectural Horticultural Experiment Station
発行元福井県園芸試験場
巻号,ページ17号, p.1-11(2008-03)ISSN09105387
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抄録環境負荷を低減させるためにウメ(品種: 紅サシ)の局所施肥について試験した。堆肥の局所施用を行なった部分は,気相率が多くなり,土壌の物理性が改善された。また,土壌の塩基置換容量が高まり,窒素,リン酸,カリなどの養分も多くなった。その結果,堆肥の表層施用に比べて,局所施用で5mm以下の細根量が増加した。肥料の局所施肥による減肥効果は,局所施肥2割減肥により,樹冠面積当たりの発育枝数,短果枝の花芽数,および硝酸還元酵素活性が表層標準施肥と同程度になり,局所施肥によって,施肥量が2割減肥できることが示された。地下水への硝酸態窒素の流亡量は,局所施肥を行なうために掘削と施肥を同時にした場合,施肥部分に根がないため,表層施肥より多くなった。しかし,掘削から1~2年経過した部分に局所施肥を行なうと,養分吸収の活発な細根量が増加しているので,表層施肥に比べて,標準量施肥で2割,2割減肥で4割の硝酸態窒素の流亡量が削減された。排水不良畑で堆肥の局所施用を行なうと,土壌の水分率が極端に高まるので,耐水性の弱いウメの根は,ほとんど伸長しなかった。
索引語局所施肥;細根量;2割減肥;堆肥;局所施用;土壌;根;部分;ウメ;増加
引用文献数6
登録日2014年07月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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