ニホンナシ‘あきづき’および‘秋麗’における溶液受粉の適用性

ニホンナシ‘あきづき’および‘秋麗’における溶液受粉の適用性

レコードナンバー871775論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011205NACSIS書誌IDAA11651673
著者名阪本 大輔
中村 ゆり
草塲 新之助
書誌名果樹研究所研究報告 = Bulletin of the National Institute of Fruit Tree Science
別誌名Bulletin of the NARO Institute of Fruit Tree Science
Bull. Natl. Inst. Fruit Tree Sci
果樹研報
発行元農業技術研究機構果樹研究所
巻号,ページ17号, p.13-18(2014-03)ISSN13473549
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抄録‘あきづき’および‘秋麗’における溶液受粉技術の適用性を明らかにすることを目的として,‘幸水’で用いられている花粉懸濁液を用いて溶液受粉を行い,結実率および果実品質に及ぼす影響を検討した。その結果,‘あきづき’では慣行受粉と同等の結実率が安定して得られた。‘秋麗’では,年によって溶液受粉区での結実率の低下が認められたが,慣行受粉の8割程度の結実率は得られており,最終的な結実量を確保するには十分であった。無受粉区における結実率と得られた果実に含まれる完全種子数の結果から,‘あきづき’および‘秋麗’は,自家不和合性の程度が弱いことが明らかになった。加えて‘あきづき’では,単為結果性または偽単為結果性を有していることも判明した。これらの品種では,人工受粉の有無に係わらず自家受粉が一定量は成立するものと推定され,このことが,柱頭に花粉付着量が少ない溶液受粉においても,慣行受粉並の結実率が得られる要因と考えられた。また,溶液受粉は,果実重やその他の果実品質に影響を及ぼさなかった。以上のことから,‘あきづき’および‘秋麗’においても,溶液受粉は省力的人工受粉技術として利用することが可能である。
索引語あきづき;秋麗;結実率;溶液受粉;ニホンナシ;慣行受粉;果実品質;影響;適用性;溶液受粉技術の適用性
引用文献数15
登録日2014年07月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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