含水率分布によるドライングセットの推定

含水率分布によるドライングセットの推定

レコードナンバー871825論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00006960NACSIS書誌IDAN00055178
著者名松清 幸司
藤本 登留
小田 久人
書誌名九州大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Kyushu University Forest
発行元[九州大學農學部附属演習林]
巻号,ページ87号, p.37-47(2006-03)ISSN04530284
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抄録スギ等の心持ち柱材の横断面内収縮異方性に伴う表面割れを防止する方法として,高温低湿処理が普及してきている。本処理は,表層にドライングセット(以下セットとする)を形成させ,表層部の接線方向収縮を抑えることにより,割れを防止するものである。その際,高温処理時間を決定するために,セットの状態を処理段階で把握することが重要となる。本研究では,含水率分布よりセットを推定することを目的に検討を行った。乾球温度120℃湿球温度90℃で乾燥を行い,乾燥開始から3時間後(乾燥初期),10時間後(乾燥中期),17時間後(乾燥後期)のセットの推定値と実測値を比較した。その結果,セットの推定値、実測値についても以下のような傾向が見られ,値もほぼ同じになった。すなわち,表層1層目は乾燥初期に強い引張セットが形成され,その後乾燥中期,後期と乾燥が進むにつれて引張セットが減少するとともに,表層2層目,3層目については乾燥初期から乾燥中期において引張セットが増加した後,乾燥後期にかけて減少する傾向を示した。以上,高温低湿処理において,含水率分布測定によるセット推定の可能性が示唆された。
索引語乾燥初期;乾燥中期;ドライングセット;乾燥後期;推定;乾燥;引張セット;セット;含水率分布;防止
引用文献数7
登録日2014年07月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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