管理放棄人工林を主体とする御手洗水試験流域における土壌の性質と水分保持能

管理放棄人工林を主体とする御手洗水試験流域における土壌の性質と水分保持能

レコードナンバー871832論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00006960NACSIS書誌IDAN00055178
著者名久米 朋宣
東 直子
脇山 義史
金丸 裕一郎
井手 淳一郎
大槻 恭一
書誌名九州大学農学部演習林報告 = Bulletin of the Kyushu University Forest
発行元[九州大學農學部附属演習林]
巻号,ページ89号, p.13-27(2008-03)ISSN04530284
全文表示PDFファイル (1728KB) 
抄録本論文は,九州大学農学部附属演習林福岡演習林内に設置された御手洗水試験流域の土壌の性質と水分特性(透水性と保水性)を報告する。管理放棄されたヒノキ人工林が分布する本流域において,粒径分布,土粒子密度,乾燥密度,間隙率,飽和透水係数を採取した土壌サンプルを用いて計測し,土壌硬度と土層厚の計測を現場で行った。また,現場において土壌の体積含水率と圧力水頭の計測を行い,土壌の保水性を水分特性曲線によって示した。その結果,本流域の土層は40-60cmと浅く,全体的には,飽和に近い段階から排水が開始され,かつ排水が持続的に生じるという団粒もしくは粒状構造の土壌が持つ土壌水分特性を示した。一方で,斜面中腹部から下部の一部の土壌は,土壌がある程度まで乾燥しないと排水が生じず,移動可能な水分が少ないという壁状構造の土壌が持つ土壌水分特性を示した。ヒノキ人工林の林床の裸地化が土壌の物理特性に影響を及ぼしていることが示唆された。
索引語土壌;排水;御手洗水試験流域;性質;計測;保水性;ヒノキ人工林;本流域;現場;土壌水分特性
引用文献数24
登録日2014年07月18日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat