岐阜県多治見市諏訪町の里山における管理林と放置林の樹木の4年間の成長の違い

岐阜県多治見市諏訪町の里山における管理林と放置林の樹木の4年間の成長の違い

レコードナンバー871998論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014358NACSIS書誌IDAN00239465
著者名橋本 啓史
書誌名名城大学農学部学術報告
別誌名Scientific reports of the Faculty of Agriculture, Meijo University
発行元名城大学農学部
巻号,ページ50号, p.31-37(2014-03)ISSN09103376
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抄録岐阜県多治見市諏訪町のコナラ・アベマキ林の里山管理林と放置林それぞれ20m四方の2調査区において,2008年から2012年の4年間,計5回の毎木調査を行った。管理林と放置林の間で4年間の胸高断面積合計の年成長率を比較したところ,管理林では落葉樹・常緑樹ともにプラスの成長が見られたが,放置林では落葉樹・常緑樹ともにマイナスの成長を示した。両調査区に共通して出現した8種(アベマキ,イヌシデ,コナラ,タカノツメ,ホオノキ,ヤマザクラ,イヌツゲ,ヒサカキ)の年成長率を比較すると,放置林の方が高かったのは落葉高木のヤマザクラ1種のみであった。しかし,管理林でも落葉低木のコバノミツバツツジの枯死が目立った。放置林では大径木のコナラとアベマキでナラ枯れによる枯死が発生したことによりこれら高木層の優占種2種の樹種別年成長率は低くなった。初年度と最終年度の管理林における直径階分布を比較すると,胸高直径20cmを超える大径木ではほとんど変化が見られないが,落葉低木の小径木ではより大きな直径階への移行と新規加入が見られた。一方放置林では,下層での胸高断面積合計や小径木の直径階分布は4年間で大きな変化が見られず,常緑樹の増加はまだ大きくなかった。ただし,ナラ枯れによる層高別胸高断面積合計の上層や直径階分布図の大径木での落葉高木の消失が確認できた。
索引語放置林;管理林;コナラ;成長;アベマキ;ナラ;比較;大径木;岐阜県多治見市諏訪町;胸高断面積合計
引用文献数22
登録日2014年08月01日
収録データベースJASI, AGROLib

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