野菜に残留する殺菌剤クロロタロニルを測定するための直接競合ELISAの開発

野菜に残留する殺菌剤クロロタロニルを測定するための直接競合ELISAの開発

レコードナンバー872170論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009680NACSIS書誌IDAN00117741
著者名岡崎 史子
平川 由紀
山口 友貴絵
原田 亜矢子
渡辺 栄喜
岩佐 精二
成田 宏史
三宅 司郎
書誌名食品衛生学雑誌
別誌名Journal of the Food Hygienic Society of Japan
Food hygiene and safety science
J. Food Hyg. Soc. Jpn.
Food Hyg. Saf. Sci.
食衛誌
Shokuhin eiseigaku zasshi
発行元[日本食品衛生学会]
巻号,ページ55巻・ 2号, p.65-72(2014-04)ISSN00156426
全文表示PDFファイル (579KB) 
抄録野菜中に残留するクロロタロニルを迅速・簡便に測定する直接競合ELISAの開発を試みた。まず,ペンタクロロフェノールのカルボン酸誘導体を用いて,モノクローナル抗体(MoAb)を作製した。その中でもMoAb TPN9Aは,クロロタロニルの測定に適していた。野菜中のクロロタロニルは,磨砕均一化後に作物由来の酵素によって速やかに分解することが知られている。その防止には,一般的にリン酸が添加(野菜-10%リン酸(2:1,w/v))される。直接競合ELISAでは,このリン酸の添加が測定に影響を与えるが,競合反応に用いるリン酸緩衝液のイオン強度を100m mol/Lにすることでその影響を解消できた。至適化した直接競合ELISAの測定範囲は0.10~6.0ng/mL,キュウリとナスへ添加したクロロタロニルは97.1~125%と100%を超える傾向を認めつつ良好に回収できた。また,HPLCとも高い相関性を認めた。開発したELISAは,メタノール抽出とその希釈のみで,迅速・簡便にクロロタロニルを測定できた。
索引語直接競合ELISA;測定;クロロタロニル;開発;迅速;リン酸;添加;野菜;残留;影響
引用文献数21
登録日2014年08月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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