明赤紫色の花色で花序の大きなアリウム新品種「札幌3号」の育成経過とその特性

明赤紫色の花色で花序の大きなアリウム新品種「札幌3号」の育成経過とその特性

レコードナンバー872204論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004489NACSIS書誌IDAA11611599
著者名篠田 浩一
村田 奈芳
書誌名北海道農業研究センター研究報告 = Research bulletin of the National Agricultural Research Center for Hokkaido Region
別誌名Research bulletin of the NARO Hokkaido Agricultural Research Center
Res. Bull. Natl. Agric. Res. Cent. for Hokkaido Reg
北海道農研研報
発行元北海道農業研究センター
巻号,ページ202号, p.1-11(2014-03)ISSN13478117
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抄録花色が鮮明で花序が大きく葉枯れの遅いアリウム新品種の育成を目的として,ホランディクム(Allium hollandicum)とカラタビエンセ(A. karataviense)の種間交雑を行った。1997年と1998年に,ホランディクムを種子親,カラタビエンセを花粉親として511花を交配した。交配20~25日後に子房を採取し,457胚を培養したところ,125個体が発育した。継代培養を行い,鱗茎を形成した個体を順化し,2001年9月には3球,2002年9月には8球を無加温ハウスに定植した。合計11個体の種間雑種は2005年より開花がみられ,数年間地上部特性を調査して花序が球形にならないものや花茎が短いものを淘汰し3個体を残した。その後球根増殖性等の調査を行い,花色が鮮明で花茎が長く,また球根増殖性にも優れる個体を選抜し2009年「札幌3号」の系統名を付し,2013年5月に品種登録出願を行った。「札幌3号」の外花被は浅赤味紫の地に暗赤紫の条線が入り,花序全体としては明赤紫色である。外花被長は11mm,小花の直径は23mmである。花序径は11cmと大きく,花序に珠芽は発生しない。札幌では5月下旬~6月上旬に開花する。花茎長は55cm,また花茎径は7mmと太い。開花終了時にいたるまで葉枯れは少ない。10g球以上で開花率が100%となる。また定植球重が大きいほど小花数が増加し花序径が大きくなる。
索引語花色;花序;アリウム新品種;個体;開花;花茎;札幌;葉枯れ;行い;調査
引用文献数25
登録日2014年08月18日
収録データベースJASI, AGROLib

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