栽植密度の違いが高温登熟に遭遇したイネの玄米外観品質に与える影響
栽植密度の違いが高温登熟に遭遇したイネの玄米外観品質に与える影響
レコードナンバー | 872273 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20036621 | NACSIS書誌ID | AA12403495 |
著者名 | 柴田 康志 早坂 剛 | ||
書誌名 | 山形県農業研究報告 = Bulletin of Agricultural Research in Yamagata Prefecture | ||
別誌名 | 山形農業研報 Bull. Agri. Res. Yamagata Yamagata Ken Nogyo Kenkyu Hokoku | ||
発行元 | 山形県農業総合研究センター | ||
巻号,ページ | 6号, p.23-34(2014-03) | ISSN | 18834655 |
全文表示 | PDFファイル (4750KB) | ||
抄録 | 夏の高温による登熟障害への技術対策が求められる中,登熟期の高温に強いイネの条件を明らかにするため,栽植密度を異にする条件で穂数,1穂籾数などの収量構成要素や穂揃期の栄養条件が異なるイネを作出し,収量や品質との関係を解析した。昼夜ビニル被覆した高温下の玄米品質は,収量構成要素では1穂籾数が少ない場合,穂揃期の栄養状態ではm2当たり乾物重や非構造性炭水化物(NSC)含有量が多く,稲体窒素含有率が低い場合に白未熟粒の発生が少なく良好となった。また,穂揃期の1籾当たりの乾物重やNSC含有量,窒素含有量が多くなると白未熟粒の発生は少なくなった。こうした条件は,栽植密度が高い場合に得られ易く,極端な疎植栽培の場合は,高温登熟時に白未熟粒の発生が多くなり易い条件にあった。 | ||
索引語 | 穂揃期;条件;栽植密度;イネ;収量構成要素;乾物重;発生;白未熟粒;高温;夏 | ||
引用文献数 | 14 | 登録日 | 2014年08月18日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |