生理食塩水に溶解したヒト閉経期性腺刺激ホルモンによるウシ過剰排卵処理の簡易化(2)
生理食塩水に溶解したヒト閉経期性腺刺激ホルモンによるウシ過剰排卵処理の簡易化(2)
レコードナンバー | 872285 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20040277 | NACSIS書誌ID | AA12544781 |
著者名 | 中原 仁 小田 頼政 小田 亘 | ||
書誌名 | 岡山県農林水産総合センター畜産研究所研究報告 = Bulletin of the Institute of Animal Production Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fisheries | ||
別誌名 | Bulletin of the Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fisheries, Research Institute for Livestock Science 岡山農総セ畜研報 | ||
発行元 | 岡山県農林水産総合センター畜産研究所 | ||
巻号,ページ | 3号, p.7-10(2013-12) | ISSN | 2186831X |
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全文表示 | PDFファイル (667KB) | ||
抄録 | ウシの過剰排卵処理の簡易化を目的に、ヒト閉経期性腺刺激ホルモンの1回投与による簡易過剰排卵処理方法について検討した。1 胚の回収成績は、1回投与区で平均推定黄体数15.6個、回収総数16.9個、正常胚数13.7個であり、2回投与区ではそれぞれ16.0個、17.3個、14.7個と有意な差はなく、1回投与法でも良好な胚回収成績が得られた。2 正常胚率は、1回投与区で81.1%であり、2回投与区で84.8%と両者間に有意な差は認められなかった。3 胚の品質は、1回投与区ではAランク65.0%、Bランク9.3%、Cランク6.8%であり、2回投与区ではそれぞれ64.7%,13.2%、6.9%と胚の品質においても両者間に差はなかった。以上のことから、生理食塩水に溶解したhMGを用いたウシ過剰排卵処理の1回投与法は、良好な胚回収成績が得られることから、処理の簡易化に有効な手技と考えられた。 | ||
索引語 | 生理食塩水;簡易化;胚;差;溶解;ヒト閉経期性腺刺激ホルモン;ウシ過剰排卵処理;両者間;品質;胚回収成績 | ||
引用文献数 | 16 | 登録日 | 2014年08月18日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |