アコヤガイの閉殻力レベルおよび抑制条件が抑制期間における閉殻力と生理状態の変動に及ぼす影響
アコヤガイの閉殻力レベルおよび抑制条件が抑制期間における閉殻力と生理状態の変動に及ぼす影響
レコードナンバー | 872291 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20035924 | NACSIS書誌ID | AA12374455 |
著者名 | 青木 秀夫 阿部 久代 藤原 孝之 渥美 貴史 石川 卓 古丸 明 | ||
書誌名 | 三重県水産研究所研究報告 = Bulletin of Mie Prefecture Fisheries Research Institute | ||
別誌名 | 三重県水産研究所研究報告 三重水研報 | ||
発行元 | 三重県水産研究所 | ||
巻号,ページ | 23号, p.1-9(2014-03) | ISSN | 18838812 |
全文表示 | PDFファイル (2088KB) | ||
抄録 | 1. 抑制飼育したアコヤガイの閉殻力および生理状態を示す軟体部の諸形質の変動に及ぼす開始時の閉殻力のレベルと抑制篭内の位置(中央部と周辺部)による影響について検討した。2. 抑制開始時のアコヤガイの閉殻力を3~6kgfの間で1kgf毎に区分し,それらの4週間後(終了時)の閉殻力を比較した結果,各区の低下率は21~30%の範囲で,開始時の閉殻力の強さと低下率には明確な傾向はみられなかった。3. 抑制篭内の中央部と周辺部に位置する貝の閉殻力の低下率は,それぞれ37%,20%で中央部の方が高かった。また抑制飼育したアコヤガイでは,飼育の経過とともに抑制篭内の個体全体でバラツキが大きくなった。4. 抑制期間において生じる閉殻力のバラツキを小さくするには,抑制篭内の貝の位置を中央部と周辺部で変更する再収容作業が有効であると考えられ,閉殻力をモニタリングして本作業を実施するタイミングを適正化することにより,効果的で適切な抑制飼育を実践できる可能性が示された。 | ||
索引語 | 閉殻力;アコヤガイ;抑制期間;抑制篭内;中央部;抑制飼育;位置;周辺部;低下率;生理状態 | ||
引用文献数 | 9 | 登録日 | 2014年08月18日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |